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muraiyoukichi

最近買ったオススメ機材


第三四半期決算、賞与、償却資産の申告とか諸々落ち着いたのに

MIXの依頼もなければ、相方不在でVtuber活動のやる気もなく

かと言って人間を信用していない僕が、気軽に遊ぼうと声を掛けられる人はほぼいないので

比較的、最近導入したおすすめ商品を紹介するよ(順番はてきとう)

そう、暇なので!!



1 StudioRack/waves

まずこちら、無料です。

配信戦国時代において驚異のシェア率(勝手な想像)である配信ソフトOBS。

そのOBSにこのStudioRackを使用することでサードパーティ製のエフェクトをかけることができる。

つまり声にリバーブだとか面白エフェクトをかけれる

欠点はOBSのシステム上、OBSを通過する全ての音に対してエフェクトがかかる点だ。

歌枠でインストはそのまま流して声だけにエフェクトをかける ということはできない。

しかし声だけで勝負をする配信では、強力なノイズ除去等を施すことができる。

MIXにおいても有用性はあるが、そこはまぁ自分で調べてくれ。



2 USB2 Clarity/峰電

オーディオインターフェイスとパソコンを繋げるもの。

価格は送料込みで5,000円でお釣りがくる。

これはツイッターでも紹介したので多くは語らないが、

音質向上の為にオーディオインターフェイスを買い替えるなら一回試してほしい機材である。

欠点は本体の短さ。ゲーミングPCだとほぼ真横に置かなくてはならない。

私はこの機材の為に模様替えを行った。

あと音の粗が見えるようになって、音楽を楽しめなくなるかも?

でも目が悪い人って眼鏡かコンタクトつけるでしょ?そういうこと。

Twitterでの紹介はこちら



3 RX 10 Advanced/iZotope

簡単に言うと音声修復ソフト。

手作業でやるのはすごく面倒なリップノイズ除去とか

本来不可能な、存在しない周波数の復元とかができる。

負荷は結構高い。

私は主にリップノイズとクリック音の除去に使っている。

バックノイズと残響の除去はwavesのclarityシリーズの方がおすすめだ。まぁ負荷はどっちも同じくらいかな。

AdvancedはRX 10の最上位版で、セールであろうと軽い気持ちで買うのは躊躇う値段だ。

しかし一つ下のスタンダードはセールで15,000円くらいになるので、新規の人はそちらをお勧めする。

周波数の復元はAdvancedのみだが、スタンダードでも強力なノイズ除去ができる。

スタンダードが12,000円くらいになったら買いだ。即買った方がいい。

声優でもアナウンサーでも何でもない一般人がノイズの無い綺麗な声を出せるわけがない。

彼らは声以外の音が収録されないように訓練されている。口も常に半開きだ。

もはや声をネット上で聞いてもらうためのマナーである。



4 Gullfoss/SOUNDTHEORY

周波数を毎秒300回以上、人間が良いと思う音へ更新し続けてくれるもの。

良いマイクなどの機材を使って、ノイズも除去したとしても我々素人が

人様にとって聞き心地の良い声を出せるだろうか、否、出せない。

正確には良い声ではなく良い周波数バランスの方が語弊は少ないと思う。

例えばゲーム中に叫んだとき、助かる視聴者の命もあるだろう。

しかし本来、耳触りが良い音ではないはずだ。

悲鳴であれば、大きな音量の高い声が耳を直撃する。

その高い声の内、人にとって不快な部分をごく自然に処理して

何とも心地よい悲鳴に変えてくれるだろう。

助かる視聴者の層が変わるかもしれない。

なお音割れは処理の対象外なのでそういう層は安心してほしい。

詳しい使用法は省くが、歌ってみたミックスでも大活躍だ。

12000円くらいなら買うべきだ。

ちなみに公式サイトを翻訳するとグトルフォスになる。

え?ガルフォスじゃないの?



5 M-Clarity/Techivation

これも性質としてはGullfossに近いと思う。

違いは聴覚上どうこうは関係なく中低音を

自然に減衰してくれる。

近隣住民との問題があり、どうしてもマイクと近付きがちな我々は

知らず知らずの内に近接効果というものを発生させている。

簡単に言うと声の低音部分がありすぎる状態だ。

私と君との距離を適切にしてくれる。

ネットならではのパーソナルスペースをきちんと確保しよう。

6000円くらいなら買いだ。



6 KIRCHHOFF-EQ

比較的安価な高性能EQ

EQ、つまり周波数に関与するものだが、

安物を使うと周波数に関与したことによって別の周波数に

問題を起こす。耳で聞こえなくてもそういった現象が起きている、

これは限りなくそういう弊害を少なくして尚且つ、色んなことができるEQだ。

もちろんこれより弊害が少ないもの等もあるが、

KIRCHHOFFはセール時に9000円くらいで買える。

この性能、機能と価格のバランスがおすすめする理由だ。

ノイズ除去等をした音声ファイルに安物EQを使うと音が破綻していく。

それを(私の)聴覚上、起こさない点が素晴らしい。

読み方が初見殺しなのは、昨今のネット活動用ネームと通じるものがある。知らんけど。



7 smart:comp 2/sonible

できないことを数える方が難しいコンプレッサー

恋は盲目。全部好き。嫌いなところない。みたいな幻想ではなくこれは実際そう。

通常、コンプレッサーは全体の音量に対して作用するが、

これは2000バンド以上の周波数別に音量を認識して処理することができる。

この性質を利用してサイドチェインでインストにタッチするのが、

個人的には歌ってみただとあたかも最初からそこにいました。

みたいな雰囲気を出してくれて好き。

単純にvoの音量を調整するなら他のツールでも何でもいいと思うよ。

やりたいことが明確な人には刺さるはず。

セールで7000円くらいなら買いだ。



8 smart:reverb/sonible

読み込んだ音声に合わせて大体こんな感じでしょ?って設定してくれる簡単リバーブ。

自然に響きを追加してくれる。

響きの調整もXYパッドで簡単操作。直感的。頭バカになる。

恐らく対抗馬であるNeoverb/iZotopeよりも個人的には自然だと思う。

neoverbは金属みたいな、音が薄く高音が強調されるようなイメージ(個人の主観)

私が求めている音に早くたどり着くのはこっち。

これもセールで7000円くらいなら買いだ。



9 VocAlign Project 5/Synchro Arts

音のタイミングを手本に合わせてくれるもの。

今時の歌ってみただと少ないが、

メインとハモリをちゃんと録ってくれた場合、

その二つのタイミングは若干ずれる。

人間だから仕方ない。

今まではそのタイミングのズレを手作業でしていたが、

自動で70点くらいの結果を出してくれる。

私の作業時間が一曲辺り10時間くらい削減された(体感)

複数人のコラボでも活躍するはずだ。

セールで15,000円なら思い切って買おう。



10 TDR Nova GE/TOKYO DAWN RECORDS

高性能格安パラレルダイナミックEQ

どうしても瞬間的な問題を解決できない場合に助けてくれるヒーロー。

セールで約3600円だが、負荷が重い。

尽くしてくれて愛が重い そんな感じだ。

トラックを読み込ませると自動で問題のある部分を処理させることもできる。

他のダイナミックEQだと問題を処理しても新たな問題を発生させる可能性があるが、

これは比較的そういうことを起こさない。

もちろんこれよりも優秀なものはあるが、値段が安いのでおすすめだ。

公式の説明でパラレルダイナミックEQと銘打っているが、圧縮どうこうとも説明している。

日本語って難しいね。



11 Ozone 11 Advanced/iZotope

マスタリング用プラグイン

これに限らずAI処理はいまいち信用できないので手動で使ってる。

これひとつで色んなことができる。

これで完結すること前提に作られているので負荷も当然の様に高い。

自然に音を大きくしてくれる。

もうちょっとこうしたいを可能にしてくれる。

AdvancedのみOzoneに内蔵されているプラグインを個別起動できる。

他グレードとの違いは自分で見てくれ。

時間とお金が有限な我々にとってコスパが良い

このOzoneを含めたバンドルをセールで買うのが賢いやり方。

前述のRXを含めて3万円くらいのバンドルなら買ってもいいんじゃないだろうか。

ちなみに日本公式ツイッターアカウントが言及していたがOは大文字、数字の前後は半角スペースらしい(うろ覚え)

日本公式サイトにはiZotopeとiZOTOPEの表記がある。何が正しくて誤りなのかわからない。

でもツイ廃って感じで好きだよ、中の人。



12 true:level/sonible

いわゆるメータープラグインだ。

ニコニコ全盛期は音圧戦争だとか、

近年はラウドネスノーマライゼーションだとか

話題になりがちな音の大きさ問題。

でも結局、最終的な音量はリスナーが決める。

大事なのは音のメリハリと普遍性。

そう言ったことを我々に伝えてくれるメーター。

ボタンひとつでこのメーターが良しとする基準になっているか、

クオリティチェックしてくれるのも楽チン。

自分の耳で主観的な判断と数値で客観的な判断が大事かもね。

直近の主観的な印象で評価を査定する上司にも見習ってほしいね。

ちなみにsonibleのsmart:limitにもほぼ同じ機能がついている。




おわり

1から12の製品すべてを定価で買ったら

約388,400円かな

上手くセールを使って、

約110,500円くらいかな?

もちろん円の価値でもう少し前後すると思うよ。大体ドルで売ってるからね。


これから歌ってみたのミックスを何となく始めるなら、

学習に割く時間やお金、依頼を取れるかをちゃんと考えた方がいい。

その上で人に頼んだ方がいいのか とかもね。

この作業が楽しいって言うなら止めないよ。一緒に情報交換しようね。


でもお金と時間は有限だから、大切にね。

んじゃ!


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